健康経営の取り組み
日本健康会議の顕彰制度「健康経営優良法人」に
認定されました
トピックス
- 2025年08月28日健康経営・女性活躍
- 上野恩賜公園早朝マラソンに参加! 参加者全員が爽やかに駆け抜けました
- 2025年07月01日健康経営・女性活躍
- 「ストレスフリーカンパニー2025」を受賞しました
健康経営宣言
健康経営宣言
東京ヤクルト販売は、「地域のお客さまに健康と美しさの喜びをお届けする」という理念の実現には従業員の健康が不可欠であるとの認識に立ち、従業員一人ひとりが心身の健康を保ち、働く喜びを実感できる職場環境づくりを目指します。
トップメッセージ
私たちは、「地域のお客さまに真心と感謝を込めて、健康と美しさの喜びをお届けする」という理念のもと、お客さまの健康を支える商品やサービスを提供しています。これらの取り組みは、地域社会における健康づくりに貢献する、非常に社会的意義の高い事業です。
その使命を果たしていくためには、まず何よりも、働く従業員一人ひとりが心身ともに健康であり、前向きな気持ちで仕事に取り組める環境であることが重要です。
従業員の健康こそが、企業の活力であり、持続的な成長の源です。
そのため当社では、健康診断の受診率100%の維持や、メンタルヘルス対策の強化、職場でのコミュニケーションの促進、誰もが安心して働ける環境づくりなど、健康経営に関わるさまざまな取り組みを進めています。また多くの従業員が地域に密着して活動する中で、働きやすさ・やりがいを実感できるよう支援体制の充実にも努めています。
これからも従業員とその家族の健康を経営の重要な柱と位置づけ、組織全体で健康経営を推進してまいります。そして、健康で活力あふれる職場づくりを通じて、お客さまや地域社会に貢献できる企業であり続けることを宣言いたします。
令和7年10月1日
東京ヤクルト販売株式会社
代表取締役社長 春日 利文
健康経営戦略マップ
健康経営で解決したい経営上の課題
組織のパフォーマンスを向上させるためには、従業員一人ひとりが心身ともに健康でワークライフバランスをきちんと取ることができ、やりがい・充実感を持って仕事に取り組める環境を構築していく必要があると考えています。
健康経営の目標
- 従業員の生産性向上
- 従業員一人ひとりの心身の健康保持
目標の達成状況を確認する指標(KGI:Key Goal Indicator)
- 概 要
- 従業員の月間平均残業時間
- 現状値
- 10.5時間(2024年度実績)
- 目標値
- 9.8時間(2023年度比-25%)
- 達成目標年度
- 2026年度
- 概 要
- ストレスチェック高ストレス者比率
- 現状値
- 11.3%(2024年度実績)
- 目標値
- 9.5%(2024年度比-1.8%)
- 達成目標年度
- 2026年度
健康経営推進体制
社員の健康に関する目標と実績
| 項目 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年目標 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 定期健康診断受診率 | 98.60% | 98.50% | 100.00% | 100.00% | 100.00% | 100.00% |
| 定期健康診断後の精密検査受診率 | 59.60% | 62.40% | 59.40% | 61.40% | 75.60% | 80.00% |
| 適正体重維持者率 ※BMIが18.5~25未満の者 |
66.10% | 66.10% | 68.40% | 66.90% | 65.80% | 70.00% |
| 運動習慣者比率 ※1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合 |
26.90% | 31.90% | 34.60% | 34.20% | 37.90% | 40.00% |
| ヤクルト健康21 90日運動コース(ウォーキング・ラジオ体操)達成率 | 92.80% | 94.10% | 95.90% | 99.20% | 90.70% | 95.00% |
| 「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合 | 54.10% | 55.20% | 52.70% | 52.70% | 59.00% | 65.00% |
| 飲酒習慣者率 ※頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合 |
15.50% | 12.70% | 12.20% | 14.10% | 11.50% | 10.00% |
| 血圧リスク者比率 ※収縮期血圧180mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上の人の割合 |
0.00% | 0.20% | 0.60% | 0.00% | 0.70% | 0.00% |
| 血糖リスク者率 ※空腹時血糖が200mg/dl以上の人の割合 |
0.00% | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
| 糖尿病管理不良者率 ※HbA1cが8.0%以上の人の割合 |
0.70% | 0.50% | 0.50% | 1.10% | 0.30% | 0.20% |
| 傷病による休職者の割合 | 0.70% | 0.80% | 0.60% | 0.30% | 0.54% | 0.20% |
| アブセンティーイズム※1 | 0.78日 | 0.92日 | 1.32日 | 1.54日 | 2.29日 | - |
| プレゼンティーイズム(WHO-HPQ)※2 | - | - | - | - | 82.1 | 85.0 |
| ワークエンゲージメント※3 | 52.1 | 55.0 | ||||
| ストレスチェック受検率 | 84.10% | 79.40% | 77.20% | 80.20% | 85.70% | 90.00% |
| ストレスチェック高ストレス者の割合※4 | 1.60% | 1.50% | 1.60% | 1.90% | 11.30% | 10.00% |
| 女性のためのがん検診受診率(乳がん) | 38.10% | 39.20% | 48.10% | 40.10% | 58.00% | 60.00% |
| 女性のためのがん検診受診率(子宮頸がん) | - | - | - | 18.10% | 38.90% | 40.00% |
| 特定保健指導実施率 | 96.00% | 95.80% | 97.10% | 93.90% | 98.50% | 100.00% |
| 平均勤続年数 | 17.5年 | 17.2年 | 16.8年 | 16.5年 | 16.2年 | - |
| 月間平均残業時間(正社員のみ) | 13.8時間 | 19.6時間 | 12.3時間 | 13.1時間 | 10.5時間 | 10.0時間 |
| 年次有給休暇取得率 | 46.80% | 54.00% | 67.90% | 77.20% | 71.70% | 80.00% |
- ※1
- 傷病休職制度の利用日数の全従業員平均にて算出
- ※2
- WHO-HPQの絶対的プレゼンティーズム(0~100点)を用いた従業員調査(測定人数:313名、回答率:43.2%)
- ※3
- 新職業性ストレス簡易調査票(いきいきプロフィール数値(偏差値))を利用し算出(測定人数:711名、回答率:86.2%)
- ※4
- 2024年度より新職業性ストレス簡易調査票(短縮80項目版)へ変更
主な取り組み内容
健康増進対策
健康管理ツール(PepUp)導入
スマートフォンやPCを活用して健康管理ができる体制を整備しています。
女性オプション検診全額補助(健保加入の女性従業員対象)
乳がん、子宮頸がん検診を会社が全額補助し、就業時間中に受けられる環境を作ることで、女性従業員が健康で働き続けられる環境づくりに努めています。
女性のためのがん検診受診率(2024年度)
- 乳がん検診
- 58.0%(前年対比145%)
- 子宮頸がん検診
- 38.9%(前年対比215%)
ヤクルトストレッチ導入
従業員の身体的負荷の軽減ならびにリフレッシュを促し、従業員の健康増進および業務の生産性向上を図るために実施しています。
ヤクルトストレッチ参加率(2024年度)
- 参加人数
- 521名
- 参加率
- 73.7%
- 従業員満足度
- 89.6%
生活習慣病対策
ヤクルト健康21
生活習慣病予防・改善を目的として、ヤクルト健康保険組合が実施する施策を展開しています。
マラソン大会等スポーツイベント参加
従業員に対して運動機会を設け、健康増進や生活習慣病の予防に取組んでいます。
- 参加人数
- 33名
- 従業員満足度
- 100.0%
- 投資額
- 125,505円
メンタルヘルス対策
ストレスチェック
対象者にストレスチェックを実施し、メンタル不調の未然防止につなげています。
メンタルヘルスに関わる管理監督者向けセミナーの開催
職場のマネジメント担う管理職が、メンタルヘルスに関する正しい知識を身に付け、部下の不調に早期に気づき、適切な対応ができることを目的として実施しています。
- 参加人数
- 100名
- 従業員満足度
- 97.3%
職場環境づくり
有給休暇取得促進策
創立記念日休暇(9月1日)や誕生日休暇等を導入し、従業員が休暇取得しやすい環境づくりに努めています。
リフレッシュルームの改装
従業員がより心身のリフレッシュしやすい環境づくりのためにリノベーションを行いました。
また障がい者の方にも配慮した設計とし、多様性のある空間づくりを行いました。
健康リテラシー向上研修
睡眠に関するeラーニング(2024年度)
- 受講人数
- 521名
- 受講率
- 60.3%
- 投資額
- 220,000円
がん予防と両立支援eラーニング(2024年度)
- 受講人数
- 313名
- 受講率
- 36.1%
セルフケアeラーニング(2025年度)
- 受講人数
- 564名
- 受講率
- 65.0%
社員や家族に対するサポート
婦人科がん検診補助
社員最大 13,200円
家族最大 6,000円
健康保険組合加入者は自己負担金0円で受診可能
予防接種補助
社員 2,000円
家族 1,000円
インフルエンザワクチン接種時に補助金を支給
禁煙サポート
54,000円相当
禁煙プログラム参加者の費用を全額補助
運動習慣改善サポート
社内部活動の活動費補助
健康増進や部門の垣根を越えたコミュニケーションの活性化を目的としています。
- 部活動数
- 7団体(ヨガ・フットサル・野球・ゴルフ・アウトドア・観劇・軽音)
- 総部員数
- 258名(2025年度)
食生活改善サポート
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)導入
従業員が普段摂取する機会の少ない野菜を中心に、手軽にプラス1品から購入できる環境を整備しています。
- 延べ利用人数
- 2,118名(2024年10月~2025年9月)
管理栄養士・栄養士による栄養相談会・健腸レシピ試食会
従業員の生活習慣の改善や予防に取り組む意識づくりを支援するために、総合健診実施日に合わせて管理栄養士・栄養士の資格のある社員が栄養相談会を実施しました。

